初期設定の実行, 初期設定の手順 – Dell POWEREDGE M1000E User Manual
Page 123
はじめに
121
POST
の最初の部分が完了すると、Boot(起動)メニューを呼び出すこと
ができます。 Boot(起動)メニューから、工場出荷時のデフォルトへのリ
セット、バックアップイメージの有効化、パスワードを忘れた場合のリカ
バリなどの設定タスクを行うことができます。 Boot(起動)メニュー機能
の詳細については、『CLI Reference Guide』(CLI リファレンスガイド)を
参照してください。
初期設定の実行
初期設定の手順は、以下が前提とされています。
• PowerConnect スイッチがこれまで設定されたことがなく、工場出
荷時の状態のままであること。
• PowerConnect スイッチが正常に起動していること。
• コンソールへの接続が確立していて、VT100 ターミナル(または同
等のデバイス)の画面に Dell Easy Setup Wizard のプロンプトが
表示されること。
スイッチの初期設定はコンソールポート経由で行います。 初期設定が完了
すれば、すでに接続されているコンソールポートから、またはリモート接
続経由で、スイッチを管理できます。
メモ:
スイッチはデフォルトのユーザー名、パスワード、IP アドレスを
使用して設定されてはいません。
スイッチの初期設定を行う前に、ネットワーク管理者から以下の情報を入
手してください。
• デバイス管理用の帯域外(OOB)インタフェースに割り当てる IP ア
ドレス。
• OOB インタフェースの IP サブネットマスク。
• OOB インタフェースデフォルトゲートウェイの IP アドレス。
Telnet
(Telnet クライアント)または HTTP(Web ブラウザ)経由でス
イッチをリモート管理するには、これらの設定が必要です。
初期設定の手順
初期設定は、Dell Easy Setup Wizard または CLI を使用して行います。
スイッチの設定ファイルが空の場合、ウィザードは自動的に起動します。
ウィザードは Ctrl+Z を押せばいつでも終了できますが、設定した情報は
すべて破棄され、デフォルト値が使用されます。